2016年度大学入試センター試験が16日、全国693会場で一斉に始まった。初日は地理・歴史、国語、外国語を実施。函館市内では、公立はこだて未来大、北大水産学部、道教育大函館校の3会場で、計1101人が「春」を目指して挑んだ。
このうち、道教大函館校では419人が朝8時の開場とともに続々と会場入り。参考書をチェックし、緊張の面持ちで試験監督の指示を聞いていた。
未来大では、国語の試験前の確認作業に時間が掛かったため開始が1分遅れたほか、受験生1人が体調不良により、外国語のリスニングを別室で受けたという。他の2会場でトラブルはなかった。
全国の志願者数は、昨年より4636人多い56万3768人。センター試験を利用する大学・短大は850校で過去最多となっている。最終日の17日は理科と数学の試験を行う。(稲船優香)