【七飯】大中山中学校(小林和規校長)の生徒が美術で制作したランタンの展示が17日まで、道の駅「なないろ・ななえ」で開かれている。1週間ごとの入れ替えで計101点を展示する。
同校の吉岡昌世教授が生徒の作品を多くの人に見てもらいたいと考え、同施設に相談したのがきっかけで実現。美術の課題「空間に光を飾ろう」で、画用紙1枚で仕上げている。4面には四季をテーマに、生徒がイメージした絵柄を細かくカットした。
2年の加藤心穂さん(14)は「細かく切るのに苦労した。たくさんの人に春夏秋冬を感じてもらいたい」、同施設スタッフの細谷実可さんは「立ち寄った人が楽しんでもらえるよう展示した。画用紙1枚から作った生徒たちの想像力を見てほしい」と話し、来場を呼び掛ける。(清水孝光)