市立函館高と函館西高で恒例の学校祭が開かれ、生徒たちは市内を練り歩いて若い力を躍動させた。(神部 造)
あんどん18基登場 市函高
○…市立函館高校(花松均校長)は「柳星祭」を8、9の両日開き、最終日の9日は恒例の「あんどん行列」の練り歩きを学校周辺の3キロで行った。
7クラスとPTA&おやじの会から計18基のあんどんが登場し、総勢800人近い行列が「わっしょい」「エッサ」などと掛け声を上げながら元気よく行進した。ときわ通から行啓通、本町交差点などの繁華街を練り歩き、沿道からも大きな声援が送られた。
新型コロナウイルス感染症の影響で昨年は学校敷地内で行い、校外での実施は4年ぶり。行列は途中から雨に見舞われたが、3年生の臼井芽璃さん(18)と武藤莉乃さん(同)は「とても楽しかった」と充実した表情を見せていた。
仮装、注目集める 西高
○…函館西高校(古御堂徹校長)は「つゝじヶ丘祭」として6~8日の3日間で開催。ハイライトの仮装パレードは7日に行い、全18クラスの生徒が学級旗を掲げ、クラステーマに合わせた衣装をまとってパレードした。
生徒とPTA、教職員ら総勢約750人が八幡坂から二十軒坂、金森赤レンガ倉庫前などの約370メートルを練り歩いた。、3年生6クラスはパンダや金魚、カボチャなどのオブジェを担ぎ、観光客らの注目を集めていた。