ポールスターショッピングセンター(函館市港町1)1階のイベントスペースで3日、ダンボール作家千光士義和さんによる「動く段ボールアート展」が始まった。同日にはダンボール貯金箱の制作体験が開かれ、15人の子どもや親子連れらが参加。イカをモチーフにした函館バージョンの貯金箱作りに挑戦した。
アート展は、ソーラー電池や時計モニターを使ったゲーム作品など16点を展示。会場内には、段ボールでできた五稜郭タワーや波をイメージした作品が飾られ、子どもたちがイカの形をしたカードに好きな色を塗ったり、メッセージを書いて貼り付けた。
段ボール貯金箱制作体験では、子どもたちが真剣な面持ちで段ボールをボンドで組み立て、手動式のオリジナル貯金箱を完成させた。
函館千代田小学校2年の高澤俊孔君(7)は「段ボール工作が大好き。小銭をイカの貯金箱に移し替えたい」と喜んでいた。
動く段ボールアート展は5日まで。午前10時~午後5時。(木村京子)