２０１６年度函館市民文化祭（市文化・スポーツ振興財団主催）の舞台部門「華麗・錦秋の夕べ」が６日、市芸術ホールで開かれた。市文化団体協議会（安保天壽会長）に加盟する１０団体が出場して華やかなパフォーマンスを繰り広げ、約５００人の観客を魅了した。
出演団体は、大正琴サークルのゴールデンローズ、函館邦楽舞踏協会、ソシアルダンススクール ふるかわ＆みやざき、梅后流かっぽれ梅房会、京都きもの専門学院和装専門教室セキグチ、函館ダンスアカデミー、函館三曲協会、イワセ フラ スタジオ、榊原舞踏静山流詩舞函館研究所、遺愛女子高校吹奏楽局（函館地区吹奏楽連盟として出場）（出演順）。
このうち、和装専門教室セキグチとダンスアカデミーはコラボステージを行い、舞台上で振袖姿に変身したダンサーが、華麗なヒップホップのステップを踏む姿に大きな拍手が送られた。
また、ラストを飾った遺愛女子高吹奏楽局は、「太陽への賛歌―大地の鼓動」など２曲を、大編成ならではの迫力あふれるサウンドで、会場全体に響かせていた。
市内から来場した男性（６７）は「函館に素晴らしい芸術団体がたくさんあることを、あらためて知ることができた」と満足の様子だった。（小川俊之）
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