臓器移植について考える「グリーンリボンデー」の16日、北海道移植医療推進財団道南支部(支部長・森下清文市立函館病院長)は五稜郭タワーをシンボルカラーの緑色にライトアップし、移植医療や臓器提供への理解を呼び掛けた。
10月は臓器移植普及推進月間。グリーンリボンデーは臓器移植ネットワーク(東京)が制定。家族らと移植について話し合い、互いに臓器提供に関する意思を確認する日としており、東京都庁や姫路城、さっぽろテレビ塔など全国各地のランドマークを同日夜にライトアップした。
同支部が参加するのは今回が初めて。「ライトアップを機会に一人一人が移植医療を自分ごととして考え、家族や大切な人と対話するきっかけにしてほしい」としている。(松宮一郎)