コロナ禍の今だからこそ
~人と接すること・会話することの大切さ~
現在の日本はすでに超高齢社会に突入し、高齢化率も年々上昇の一途をたどっています。その中で心配されているのは、高齢者の「閉じこもり」や「孤独死」です。
コロナ禍以前は自由に外出できていましたが、コロナ禍の今は外出先で感染するリスクが高まることから、病院受診や生活用品の購入のための買い物など必要最低限以外の外出は、自粛せざるを得ない生活となっている高齢者の方が大多数を占めているのが現状です。そのため、人と接する機会もなくなり、自宅で最小限の行動だけの生活になっている方は多いと思います。すなわち「人と接する機会がない=会話をする機会がない」ということになります。会話は認知症やうつ病などの予防に有効だと言われています。その理由としては「会話をしている時には脳を多く使うため脳に良い刺激がある」「会話がストレス解消になる」「会話により他者との信頼関係ができることで心が落ち着く」などが挙げられます。人との会話は心身の健康にとても大きい役割を果たす訳ですから、高齢者の皆様には感染予防対策をしっかりしながら人との交流を持っていただきたいですし、自力でそういう機会を持つことが難しいのであれば介護サービスを活用してはいかがでしょうか?
デイサービスのような通所系サービスなど、各介護事業所ではきちんとコロナ感染対策をした上で、安心してご利用できるよう日々ご尽力されております。その中でご自分のニーズに合わせてサービスも選ぶことができます。人と接し会話をする機会をつくり認知症を予防。さらに運動やレクリエーションなどを通して、普段ご自宅では感じることができない刺激を受けることで、新たな生きがいの発見もあるかもしれません。「閉じこもり」は心身に大きな悪影響を与えます。今だからこそ人と接する機会をつくってみてはいかがでしょうか。
(ハコラク 2022年5月号掲載)
デイサービスセンター ながだい
函館市日吉町3-39-24 2F
☎0138-87-0939
■利用時間/9:00~16:10
■利用定員/1日10人
■定休日/日曜