• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 10月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 9/29
    函新ウイークリーレビュー

料理人が通うお薦めの鮮魚店⑥/焼きもの鮮華 胡のみお薦め源三

「自分の目で選んだ確かな食材を使いたい」と田中代表は市場に足を運び、畠澤店主のおすすめや気になる魚を吟味。

数あるメニューの中でもダントツの人気を誇る「海老おぼろ昆布〆刺身」(850円)は、甘エビやボタンエビの甘味と大白おぼろコンブの旨味が絶妙に絡み合う。

紅サケのマリネ。きれいな盛り付けに食欲がそそられる。

     さまざまな要望に快く丁寧に対応頼れる地域の台所

     電車通りに面した「柏木町魚菜市場」で古くから営業する「源三」。創業から半世紀以上の歴史を数え、今は30年ほど前に父の後を継いだ2代目の畠澤桂一郎店主と、3代目の省介さん親子が中心となって店を切り盛りしている。店頭にずらりと並ぶのは、マグロ、エビ、サーモン、フグなど近海産をはじめとした全国各地の魚介類。畠澤店主が無駄の無い包丁さばきで、注文に合わせて刺身や切り身にし、小骨が多い魚は骨抜きできれいに取り除いて、食べやすいよう仕上げる。また、干物などの加工品、フライ用にパン粉を付けた魚、畠澤店主の母が作る自家製総菜も好評。「その日の夕飯を買いにきた近所の方の来店が多い」と話し、長年顔を合わせている気安さから、常連客からの調理のリクエストや少量の配達も快く応える。
     「期待する以上のものを用意してくれる頼もしさ、ごまかしのない正直な人柄を信頼しています」。湯川町で「焼きもの鮮華胡のみ」を営む田中克子代表は、その真面目な仕事ぶりに魅かれ、2012年に開店して以来の付き合いだと話す。提供しているメニューは、しっかりお腹を満たす定食から酒にぴったりの一品料理まで、和洋合わせて常時100種類近く。漁業を営む家で魚を見て育ち、小さな頃から自然に磨かれた魚を見る目から見ても太鼓判を押す品質の良さと、使う相手を考えた手間を惜しまない丁寧な仕事に、田中代表は「料理の腕が鳴りますね」と笑顔を見せる。
    (ハコラク 2022年8月号掲載)


    源三
    函館市柏木町34‐26 柏木町魚菜市場内
    ☎0138‐31‐2567
    10:30~17:30
    日曜・祝日定休
    P有り

    焼きもの鮮華 胡のみ
    函館市湯川町1‐27‐3
    ☎0138‐57‐1010
    11:30~14:30
    17:30~23:00(22:30L.O)
    日曜定休 
    喫煙可 
    P有り 













      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 富岡町1でひき逃げ 男性重傷
      2. 酒気帯び容疑で54歳男逮捕
      3. ロックフェスで七飯熱狂
      4. クマ目撃情報(北斗)
      5. 山徳食品が破産手続き開始決定
      6. テントサウナ、新たな商機 北斗市商工会青年部と市観光協会 きじひき高原で実証実験
      7. 子宮筋腫、症状あっても治療せず
      8. パフォーマー、函館に集結 7、8日に大道芸フェス
      9. <秋の高校野球支部>函大柏稜、5回コールド圧倒
      10. 函館労基署、七飯の建設業者を書類送検

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      10月 4日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト