日本人好みにアレンジした異国の味が
屋台街の開放的な気分にいざなう
「タイ屋台飯&バーsoi33」は、2014年に「アジアンダイニング&バー シャンバラ」として開業し、4年前にタイ料理専門店へとリニューアル。多国籍料理店に勤めたのをきっかけにタイ料理に魅せられた柴田司オーナーは、東京のレストランで本場のシェフにレシピで学び、実際に現地で味わった屋台料理を再現しつつ、日本人好みに味を調えて腕を振るう。火柱を上げてシャキシャキ食感に仕上げる「空芯菜炒め」は、鶏ガラスープを利かせた濃厚な旨みとピリッとした辛味がクセになる1番人気。「プーパッポンカリー炒め」に丸ごと入った渡りガニは、殻ごとかぶりつけるやわらかさで、かき卵たっぷりのマイルドなタイカレーにカニのダシが染み渡る。甘口ソイソース・シーユーダムの特製ダレに漬け込んだ、香草香る炙り鶏「ガイヤーン」は、辛口のタイビールはもちろん、日本酒との組み合わせも人気という。辛味、酸味、甘味を絶妙に兼ね備えた異国の味は、人でにぎわう屋台街の熱気や魅惑的な雰囲気まで届けてくれる。
(ハコラク 2022年9月号掲載)
タイ屋台飯&バー soi33
函館市本町34‐7 第2錦ビル1F
☎0138‐83‐6239
18:00~24:00
(料理23:00、ドリンク23:30L.O)
日曜不定休
喫煙可
クレジットカード利用可