ロデオに興味を深めながら
本場仕込みの本格タコスに舌鼓
アメリカ南部で家庭料理として親しまれているメキシコ料理「タコス」を提供している「ヒッチンポスト」では、トウモロコシか小麦のトルティーヤを使用する「クリスピー」「ブリトー」など5種類のメニューが楽しめる。味の決め手となるサルサソースは、一人で店を切り盛りするオーナーシェフの通称ダグさんが、アメリカ人から教わり、福岡県のメキシコ料理店「チリ・ジョー」で磨きをかけ、自己流にアレンジ。トマトの酸味とスパイスのピリッとした辛味が具材に絡み、奥行のある味にまとめる。
神奈川県出身のダグさんが、「タコス」と出合ったのは20年以上前のこと。跳ねる馬や牛を華麗に乗りこなすロデオに魅せられ、毎年のように渡米し大会を観戦。そこで、食べたタコスがとてもおいしく、いずれはタコス店をオープンしたいと考えるように。馬が縁で森町の牧場「ジェイビーズランチ」のボスに誘われ来町、ロケーションと馬の良さがすぐに気に入り、ここでの開業を決めたという。ダグさんは「駒ケ岳を見ながらゆっくりと過ごして」と親しみのある笑顔を見せてくれた。
(ハコラク 2021年8月号掲載)
HITCHIN'POS
森町駒ケ岳168‐1
☎なし
12:00~21:00
不定休
禁煙
P有り