函館市内に4店舗を展開する老舗和菓子店、千秋庵総本家(本店・宝来町)の新店舗「函館空港店」が18日にオープンした。同社を代表する銘菓「元祖山親爺」のコンセプトショップで、同じく人気商品の「どら焼き」(1個240円、税込み)は空港店限定の焼印入りで販売。ほかにも土産に最適な定番菓子などを豊富に取りそろえている。
既存の4店舗では贈答用や自宅用などを買い求める客が多く、幅広い年代、客層に同社の菓子の魅力を知ってもらおうと同空港内に初出店した。
国内線旅客ターミナルビル1階にある店舗では、元祖山親爺はなじみの黒缶入りだけなく、ポップなパッケージの商品、小サイズが入った小袋「小さな山親爺」(380円、同)は同店舗限定で先行販売している。どら焼きはクマが飛行機に乗ったオリジナル焼印入りで、カステラまんじゅうの「函館散歩」「林檎パイ」のほか、元祖山親爺のクマをプリントしたトートバッグやTシャツも並ぶ。同社は「気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
同空港店の営業時間は月~木曜日は午前9時から午後6時、金~日曜日は午前9時から午後7時まで。(小杉貴洋)