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函館開建と寒土研が電線類地中化の効率施工を披露

 【七飯】函館開発建設部と国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所(寒土研、札幌市)は2日、「トレンチャー」と呼ばれる掘削機を使った電線類地中化施工を道の駅「なないろ・ななえ」付近の国道5号赤松街道電線共同溝建設現場で披露した。導入は、道内の電線共同溝工事では初めて。現場とオンラインで、土木関係者や報道関係者ら約200人が見学した。
 電線類地中化の掘削作業には従来ショベルカーが使われてきたが、米国などでは一定の幅と深さで連続掘削するトレンチャーを使った掘削が普及しつつある。寒土研では国内での適用に向け研究を進め、試験施工では従来の約9倍の掘削速度が得られたという。また、電線類を従来よりも浅く埋めて掘削量を減らす「省力化断面」や、埋設管をひとまとめに埋め込む「角型多条電線管」も併せて研究を行い、今回はこの検証を兼ねている。
 実演では、トレンチャーが幅0・61メートルの溝を毎分125センチのスピードで掘削した後、角型多条電線管を埋め込み、ショベルカーで埋め戻した。約50メートルの区間を1時間ほどで作業を終えた。
 ただ、トレンチャーでの掘削は騒音が大きく、掘削深が1メートルほどと従来工法より浅く、水道管など既に埋設物がある場合は支障となる。都市部での活用にはこうした制約もあるため、主に郊外部での適用が期待される。函館開建はこの日の検証結果も踏まえて、「安価で簡便な省力化施工の普及に努めたい」としている。(神部 造)










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