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「マッシェルコンクリート」の利用を 推進協が渡島総合振興局で要請

 ホタテ貝殻をコンクリート骨材資源として活用する「マッシェルコンクリート」の利用を推進しようと、森町や森漁協などでつくる利用促進協議会(会長・岡嶋康輔森町長)が22日、渡島総合振興局を訪れ、田中仁局長に要望書を手渡した。
 マッシェルコンクリートは、生コンクリートの製造に必要な骨材(砂・砂利)の一部をホタテの貝殻に置き替える。砂や砂利など天然の骨材は、環境破壊や環境保全の面から採取の規制が厳しくなっている一方、養殖ホタテ貝の一大生産地の噴火湾からは、毎年大量のホタテ貝殻が発生している。ホタテ貝殻を骨材資源として活用することで、SDGsへの貢献も期待されている。
 岡嶋会長は「マッシェルコンクリートは脱炭素社会を形成する上で、時代に即したコンクリートであると信じている。特性を踏まえ、渡島総合振興局の工事で、これまで以上の使用を検討してほしい」と強調。同席した冨原亮道議会議長は「使えば資源ということで、SDGsの考え方も含めた上で、マッシェルコンクリートの利用の推進に理解してほしい」と述べた。
 要望を受け、田中局長は「循環利用に貢献するマッシェルコンクリートの利用促進は、とても重要と認識している。振興局としても皆さんの声をしっかりと聞きながら、利用を進めていきたい」と応えた。(野口賢清)










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