明治安田生命函館支社サッカー教室(同社主催)が21日、函館フットボールパークで開かれた。北海道コンサドーレ札幌から岩崎悠人選手と檀崎竜孔選手が来函し、道南の子どもたちと触れ合った。
教室はJリーグタイトルパートナーの明治安田生命が、社会貢献活動の一環として各地域のクラブチームと協力して開催。函館では夏、冬の年2回開いている。この日は小学生約120人が参加。U―23日本代表に選出され、6月のトゥーロン国際大会準優勝に貢献した岩崎選手、今年の全国高校選手権大会で青森山田高の優勝に貢献した有望株・檀崎選手、トップチームの長嶺寛明コーチらが訪れた。
檀崎選手がリフティングの手本を見せ、背中にボールを乗せたまま腕立て伏せするなど華麗な技を披露。準備運動を兼ねて子どもたちも挑戦した。さらに岩崎選手が豪快なシュートを見せると会場は大盛り上がり。最後は1~3年、4~6年生が分かれてゲームを行い、両選手も一緒にプレーして心地よい汗を流した。
教室を終えた岩崎選手は「上手な子が多かった。自分も原点に戻れたような感覚で楽しかった。励ましの言葉ももらったので、頑張りたい」と笑顔。檀崎選手は「みんなすごく元気だった。自分も小さかったときにプロの選手から教わり楽しかった思い出がある。今回のことを思い出しながらサッカーを続けてほしい」とエールを送った。
岩崎選手とリフティングでパス交換した平田大晴君(森さわら小4年)は「格好良くて、技術がすごかった。一緒にリフティングできてうれしかったし、楽しかった。これからも応援したい」と笑顔を浮かべていた。(小林省悟)