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パラ五輪 車いすラグビー銅 ハダーズの山田代表喜ぶ「池崎らしい戦い」

 18日に行われた第15回夏季パラリンピック・リオデジャネイロ大会車いすラグビーの3位決定戦でカナダに勝利し、初の銅メダルを獲得した日本。主力選手として活躍した函館出身の池崎大輔選手(38、三菱商事)に、地元関係者から祝福の声が聞かれた。
 函館で生まれた池崎選手は6歳の時、手足の筋力が徐々に低下する難病シャルコー・マリー・トゥース病と診断された。函館養護学校を卒業後、1995年、岩見沢高等養護学校2年の時に車いすバスケットボールを始めた。社会人となり20代後半で函館に戻り、地元の車いすバスケチーム・ハダーズ函館元町ライオンズWBCに加入。3~4年プレーした。
 仕事の関係で札幌へ行くことになったが、腕の筋力が低下し、満足なプレーができず、30歳の時にボールが軽い車いすラグビーに転向した。バスケットで身に付けた力で頭角を現し、日本を代表する選手に成長。12年のロンドン五輪は3位決定戦でアメリカに敗れ、涙を飲んだ。
 ハダーズの山田行広代表は「若い時から人を引っ張るタイプだった。車いすラグビーに転向した時も、やがて日本の主力に成長すると思った」と振り返る。ロンドン大会後、札幌で開かれた車いすバスケ大会の会場に現れた池崎選手と会話した時、「悔しさよりも、すでにリオに向けて体を整えていた」と話す。
 リオ大会の3位決定戦では、第4ピリオドに日本がパスミスが多くなり、タイムアウトで池崎選手がチームに激しく意見していた場面があった。これをテレビ観戦した山田さんは「池崎らしいね」と目を細めたという。見事なメダル獲得に「本当によく頑張った。障害者スポーツを広く知ってもらう活躍は素晴らしい。これまで支援した家族らの力も大きいが、今後は注目が高まり、いろんなバックアップがあると思う」と喜ぶ。機会があれば講演などで函館に招きたいと考える。
 輝くパラリンピアンとして注目される池崎選手だが、進行性の病のため、東京大会に向けて山田さんは心配する。「リオはわずかな差で銅メダルだったが、東京では金を取ってほしい。くれぐれも体に気を付けてほしい」と願った。(山崎純一)

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