【北斗】北斗市内の運動公園(押上)では、春休みを利用した陸上や野球などのスポーツ合宿が最盛期を迎え、道内各地から訪れた選手たちが強化練習に励んでいる。
市は宿泊費を助成し、スポーツ合宿の誘致に力を入れている。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で、キャンセルが相次いだが、今春は20日から4月4日まで27団体を受け入れる。
30日は野球場や陸上競技場で4団体が練習。このうち、選手、指導者40人で24日から北斗市入りした東海大札幌高校陸上部は、この日が合宿最終日で、選手は種目ごとにダッシュなどに取り組んだ。
同部の大井貴博監督(41)は「この合宿で成長につなげてほしい」と期待。短距離キャプテンの中村瑞貴さん(2年)は「フォームを意識し十分な走り込みができた」、長距離キャプテンの竹田康之助さん(同)も「インターハイ入賞と都大路(全国高校駅伝)出場を目指し、さらに頑張りたい」と意欲を新たにしていた。(鈴木 潤)