蛯原さんプロ目指し挑戦、競輪WGP結団式

 女子競輪選手の育成を目的に活動を展開する「ホワイトガールズプロジェクト(WGP)」の3期訓練生結団式が4日、函館市競輪事業部事務所で行われた。今年は蛯原杏奈さん(18)が参加。蛯原さんは「プロの選手から良いところを吸収し、合格できるように頑張りたい」と意気込んだ。(北川隼夢)
 WGPは2年前に函館市や日本トーター、日本競輪選手会北海道支部(明田春喜支部長)らが中心となり発足。これまでに函館市出身の斉藤由紀さんや北斗市出身の成田可菜絵さんら4選手が北海道出身のガールズ選手として活躍しているが、北海道に育成環境がなかったため他県で登録されている。
 そこで「地元でデビューさせてあげたい」「競輪について道内の人に知ってもらいたい」との思いで同プロジェクトを始動。7月にデビューが決まっている1期生の寺井えりかさん、三尾那央子さんと2期生の伊藤のぞみさんの3人が第一関門である日本競輪学校(静岡)へ合格している。
 蛯原さんは十勝管内幕別町出身。小学3年から10年間アルペンスキーに打ち込み、昨年3月には全国高校選抜スキー大会女子スーパー大回転で優勝した実力を持っている。また、スピードスケートや野球、陸上など数々のスポーツに取り組んできた。自転車競技の経験はない。
 プロとして活躍している齋藤明選手(61期、北海道)の息子がスキーをしていて、齋藤選手と一緒にスキー場に訪れていた時に蛯原さんと出会った。そこで齋藤選手から「競輪やってみないか」と声を掛けられ、昨年8月に函館競輪場で観戦したことで興味を持ったという。蛯原さんは「スキーでお金がかかって親に迷惑をかけた。競輪で活躍して恩返しをしたいと思った」と話す。
 結団式では明田支部長が「ここまで順調にプロジェクトが進んでいる。北海道から多くのプロ選手を輩出できるように頑張りたい」とあいさつ。その後、蛯原さんは明田支部長ら関係者と記念撮影を行った。
 今後は10月まで同競輪場でOB選手や現役プロ選手などから指導を受け、10、11月に試験が実施される日本競輪学校への合格を目指す。

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