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来年9月北斗、木古内で「アイアンマン」開催へ 道南初のトライアスロン国際大会に向け実行委設立

 【北斗】北斗市と木古内町で長距離トライアスロンの国際大会「アイアンマンレース」開催を目指す実行委が、11月30日に設立された。同市内で記者会見を行った実行委は、来年9月15日に函館江差自動車道を使った自転車コースの採用などの計画を発表。道南初の開催に向けて機運を高めていく。
 大会名は「アイアンマンジャパンみなみ北海道大会2024」。両自治体の関係者、函館開発建設部、道運輸局函館運輸支局などで実行委を構成する。
 会見で実行委員長の金澤賢一北斗市観光協会会長は「アスリートと地域住民が共に感動を味わえる大会にしたい。観光振興や経済活性化が図られる」と期待を込め、大会会長の北島孝雄木古内商工会会長は「津軽海峡の景観の良いこの地での開催をうれしく思う。関係団体の協力を得て大会を成功させたい」と意欲を示した。
 アイアンマンレースは、3つのスポーツを組み合わせた約226キロの長距離トライアスロン。上磯での水泳(3・8キロ)から始まり、自転車(180キロ)で同自動車道を走る。最後はラン(42・195キロ)を木古内町周辺で行い、木古内町役場をゴールとして設定。海外の200人を含む選手1500人、ボランティアなど関係者1400人の参加を見込んでいる。
 国内でのアイアンマンレースは9年ぶり。構想を練り、今大会のレースディレクターを務める綱島浩一氏(日本トライアスロン連合事業企画委員会委員)は「新幹線駅や空港など国内外からのアクセスの良さ、魅力的な宿泊施設、自動車専用道路を使うコースが魅力。道南全体で活性化し、地域創生を図りたい」としている。(稲船優香)










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