道南出身として初の五輪陸上競技に出場が内定した、男子110メートル障害の金井大旺選手(25、ミズノ=ラ・サール高卒)と男子走り幅跳びの城山正太郎選手(26、ゼンリン=函大有斗高卒)を祝う応援幕が、千代台公園陸上競技場正面入り口付近の柱に掲げられた。
応援幕は2枚で、CRSと道南陸上競技協会(道南陸協)が共同で制作。幅約1・7メートル、高さ約6メートルで「祝2020東京オリンピック出場」とそれぞれの名前が書かれている。これまでは東京五輪の出場祈願を連名で書いたものが1枚あったが、出場内定で名前を大きくし、2人分を作製した。
6月29日には、2人が競技を始めたNPO法人千代台陸上スクール(CRS、岡部寿一校長)の生徒約65人が応援幕の前に集まり、偉大な先輩に「頑張れ!」「メダルを取って!」と声を合わせエールを送った。岡部校長は「一層応援する気持ちが強くなった」と話した。
今後は両団体と他の団体が共同し、市内のスポーツ施設などにも応援幕を設置する予定という。(山崎純一)