函館市で7月5日開催予定の「2020函館マラソン」の実行委は17日、エントリーを締め切った。定員8000人(フルとハーフの合計)に対し、7700人(96%)を超える申し込みがあった。
2月25日から受付を開始。新型コロナウイルスの影響で国内客が大半となり、5大会連続で全都道府県から応募があった。道外客は昨年より2ポイント上昇し、51%となる見込み。
実行委は新型コロナの感染状況を踏まえながら、5月末に開催可否を判断する。開催を目指す一方、中止になった場合は、来年の大会の出走権を無料で付与することにしている。
市教委の田中博文フルマラソン担当課長は「中止の場合は返金しないと事前に伝えているにもかかわらず、これだけのエントリーがあったのは健闘。ランナーの皆さんに理解を示してもらっている」と話している。(稲船優香)