東京五輪の野球準決勝、日本―韓国戦が4日、横浜スタジアムで行われ、2―2の7回から鹿部町出身の伊藤大海投手(北海道日本ハムファイターズ)が3番手で登板。7月31日のメキシコ戦以来の2試合目もマウンドで躍動し、勝利を呼び込んだ。
先頭の8番打者をショートゴロに打ち取ると、次の打者には外角のスライダーで空振り三振を奪ってガッツポーズ。1四球を与えるも、次の打者を3球勝負で見逃し三振に抑えた。
8回も続投。韓国の中軸を相手に強気に直球で押し、レフトフライ、見逃し三振とわずか6球で2アウト。5番打者に左翼線二塁打を許したが、続く打者をセカンドゴロに打ち取り、ピンチを脱した。
2イニングを投げ、1安打1四球3奪三振で無失点。8回裏の攻撃で3点を勝ち越し、勝利投手も手にした。(小林省悟)