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荒井三津子さん・暮らしのパレット/「贈るということ」

 今年の「母の日」は珍しくカーネーションを贈った。鉢植えである。健康に問題のある人には「寝(根)つく」という音を嫌って鉢物は良くないとも言われるが、95歳の母はいたって元気なので問題はない。
 冒頭、「珍しく」と書いたが、カーネーションを贈っていたのは30年以上前までのような気がする。いつの間にか実用品の方が良いだろうということになり、扇子やバッグなどを選んできた。だが今年は偶然、写真の鉢を見つけたので迷わず買った。母が好きな色なので必ず喜ぶという自信があったからだ。
 要するに贈り物は相手が喜ぶかどうかである。当たり前のことだが、これが難しい。その証拠に、結婚式の引き出物の主流はギフトのカタログから選ぶ方式である。むだのない合理的な手法だ。確かに不要な食器やタオルをいただいても困るし、重くてかさばるものを持たされても辛い。
 若い頃、友人たちの結婚式の引き出物には毎回参った。お菓子やかまぼこのずっしりとした重さや、持ち帰るのも大変な大きい箱には心底閉口した。最大サイズはこたつ布団だった。祝う側はお返しを期待してはいない。それでも慣習として必要なら、お返しする側が心を込めて選んだ品が理想だろうがそれが難しい。
 その点カタログは良いということなのだろう。実は今、わが家はそのカタログから選ぶ作業中である。最近結婚したカップルの思い出になるように、絶対壊れないモノにしようと思っている。今のところ、小さい鉄鍋が第一候補である。(生活デザイナー)

      暮らしのパレット

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