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(荒井三津子さん・暮らしのパレット)「考える冬」

 あっという間に今年もクリスマスになった。それが師走だ。わが家にもサンタクロースが来ていた頃は毎年大騒ぎだった。サンタクロース宛ての手紙を出したり返事を受け取ったり、娘たちのプレゼント探しに付き合ったり、今となっては懐かしい。
 さて今年、少しは景気が回復したのか周囲はにぎやかである。だが、9月には未曾有(みぞう)の大きな災害があった。つい先日は札幌で爆発事故もあった。予期せぬことが起こることを実感した年だった。古い家のリフォームに始まった今年は仕事量を減らしたこともあり、時間の流れを遅く感じ、退屈だなあと思う日もあった。だが、早朝の大地震でその平穏な時間が何にも代えがたい貴重なものだと気付かされた。
 実は先月末、夫が足を骨折した。1年前から計画していた旅行の1週間前のことである。ごみ出しに出た際、わずかな歩道の段差でつまづいたという。イギリスで学んでいた長女の卒業式に合わせ、かつて過ごした街や懐かしい人たちを訪ねる旅だったので中止する気はなかった。
 予定通り、ギブスに松葉づえといういでたちでヨーロッパまで行った。松葉づえのおかげで、どの空港でもホテルでも親切にしてもらえて夫は上機嫌だったが、行きは2つ、帰りは3つの大きなトランクをよろよろ運ぶのは私一人。実に全く、事の大小を問わず予期せぬことは日々起こる。「緊張と覚悟」この冬浮かぶ言葉である。
(生活デザイナー)
 ※次回は来年1月14日に掲載します

      暮らしのパレット

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