• 採用情報
    函館新聞社

(荒井三津子さん・暮らしのパレット)「ハーブのある食卓」

 ハーブを再び育てはじめたことをこの欄に書いたのはつい先日のことだ。まだ2週間程度の庭仕事だが、どの苗もすくすく育ち、今日は写真のような一皿を仕事仲間とのランチに作った。
 小さく切って焼いたサケのムニエルにはディルの若い葉を添えた。ベーコンとソーセージにはローズマリーとセージを。カボチャのカレー風味のサラダにはイタリアンパセリ、キノコのマリネにはコリアンダー、アボカドとトマトのサラダにはバジル、インゲンのピーナツ和えにはチャイブ、デザートには2種類のミントを添えた。
 冷蔵庫にあった素材を焼くだけ、茹でるだけ、並べるだけでも、香りの力を借りると何となくサマになる。嗅覚に加えて視覚的も、さまざまな緑がおいしそうに見せてくれるからうれしい。それだけではない。塩分はグンと抑えられる。庭で育ったハーブはどれも香りが強いので小さい葉で十分である。ひと鉢育てるだけでかなり楽しめるのだ。
 私にしつこく勧められた友人たちは、マンションの窓辺にハーブの鉢をいくつか並べて皆楽しんでいる。調味程度の小さな葉に薬効を期待するのは難しいと思う。だが五感は間違いなく想像以上に刺激されて食事時間は確かに豊かになる。繁茂するレモンバームの葉はたっぷりポットに入れて熱湯を注ぐと最高のハーブティーになる。北国の緑の季節は短い。さまざまな香りを楽しみたいと思う。(生活デザイナー)

      暮らしのパレット

      最新記事

      函館新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。
      平成31年度私立中学・高校入試 平成31年度専修学校入学案内 2018 大学進学説明会