花見客に対し飲酒運転根絶を訴える啓発活動が24日、五稜郭公園で行われた。函館市や警察、交通安全関係団体が飲酒運転根絶や交通マナーの向上を呼び掛けた。
市交通安全推進員会の主催。大型連休期間中の飲酒運転による交通事故の発生が懸念されることから、啓発活動を通じて飲酒運転の防止と交通安全意識の高揚を図る狙い。
この日は市市民部交通安全課や函館中央署など関係機関から19人が参加。花見客に、飲酒運転の危険性や車両提供者、車両同乗者、酒類提供者の「飲酒運転周辺者」にも厳罰があることを訴えるチラシや夜光反射材を配布した。
同署交通第一課の中野耕平課長は「行楽シーズンの到来に合わせて交通量や飲酒の機会が増える。今一度交通マナーの向上に努めてほしい」と話した。(中島遼泰郎)