五稜郭タワー(中野恒社長)は17日、大型連休前に恒例となっている展望台窓ガラスの清掃作業を始めた。花見期間に訪れる来館者により美しい景色を楽しんでもらうと、作業員が3人が冬の間に汚れたガラスを丁寧に拭いていた。
地上約90メートルにある展望1、2階にある窓ガラスは、函館港や市街地などを見渡す5面に計315枚(総面積約875平方メートル)ある。清掃作業は毎年春、夏、秋の観光期前に行う。屋上から吊り下げられたゴンドラに作業員3人が乗り、ワイパーなどを使い1枚ずつ手作業で進めた。作業は18日も行う予定。
大阪から観光で訪れたという主婦は「お花見はできなかったが珍しい作業を見ることができた」と喜んでいた。(山崎純一)