函館市梁川町24の梁川交通公園が1日、今シーズンの営業を始めた。訪れた家族連れらは、動力式ゴーカートに乗り1周500メートルの専用コースで交通ルールを学びながら運転を満喫した。障害の有無に関わらず誰でも遊ぶことのできるインクルーシブ遊具もあり、春の楽しいひとときを過ごした。
1969年に開設した同公園は、交通事故防止を目指し、子どもを対象に交通知識や交通マナーを身に付けてもらうための交通安全教育施設。2023年度に施設の老朽化に伴った改装工事を行い、管理事務所や駐車場、コースの全面舗装、新たな遊具の設置などリニューアルした。
営業開始から親子連れが訪れ、先着50人はゴーカート乗車無料券と夜光反射材を受け取った。七飯町から来た年長園児の外崎友唯ちゃん(5)は「昨年は5回来た。きょうも楽しかった」と笑顔を見せた。
営業は午前9時~午後5時で、10月31日まで。毎週月曜休園。入園料は無料で、ゴーカートは1回(1周)100円、6枚つづりの回数券は500円。(竹田 亘)