冬の街路をキャンドルの灯りで彩る「シーニックdeナイト2021」(実行委主催)が6日夜、函館市内の3カ所で行われ、優しい光で道行く人の目を楽しませた。
2006年から毎年実施しており、今年は2月中に7カ所で予定する。6日は函館新道(石川町)、市縄文文化交流センター(臼尻町)、市地域交流まちづくりセンター(末広町)で行われた。
このうち、函館花いっぱい道づくりの会が実施した函館新道では、同会メンバーのほか、近隣4町会などから約110人が集まり、歩道の両側約200メートルにわたって手作りのワックスキャンドルやペットボトルキャンドルなど約1100本を設置。午後5時に火をともし、幻想的な光でドライバーらの気持ちを癒やした。
実行委の折谷久美子代表は「今年は新型コロナの影響で準備が大変だったが、多くの方々の協力で実施することができた。キャンドルの光で少しでも気持ちが安らいでもらえたらうれしい」と話している。
次回は13日午後5時から亀田八幡宮(八幡町)で行われる。(金子真人)