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北斗星の車両 北斗市に残す

 【北斗】市民有志による任意団体「『北斗の星に願いを』推進委員会」(澤田導俊代表)は28日、昨年8月に廃止されたJR寝台特急「北斗星」(上野―札幌間)の車両を、市内茂辺地地区に誘致・保存する計画を正式発表した。市に新たな観光資源をつくる狙いで、旧茂辺地中学校グラウンドに設置する。資金調達の手法「購入型クラウドファンディング」を活用、同日に募集を始めた。
 澤田代表(36)=澤田米穀店専務取締役=が、市商業活性化支援センターで記者会見した。「多くの人の思い出が詰まった寝台車を、文化遺産として後世に残す」と強調。市有地を無償で借り、車両に関してもJR北海道から譲渡の内諾を得ている。5~6月に設置、7~8月にセレモニーを予定している。
 設置後の維持管理費は、グラウンドと隣接する体育館を使ったキッズパークなどのイベント開催で捻出。地元住民が、車両でのカフェや物販による収益事業化と雇用創出を目指す。
 資金調達目標は最低1000万円で、ホームページ(www.hokuto―star.jp)を窓口にしたクラウドファンディングと現金書留の2つの方法を使う。4月30日までに目標額に到達しなかった場合は、協力者に返金する。クラウドファンディングは5000円~100万円を設定、JR北が所有する北斗星のマークが入ったオリジナルコースターやバックタグなどを贈る。
 会見に同席した市商工会の宮崎高志会長は「うまくいってほしい」と願いを込め、茂辺地町内会の山本昭宣会長(72)は「地域創生の起爆剤となれば」、高谷寿峰市長は「道南いさりび鉄道の利用者増につながると期待したい」と述べた。
 郵送先は、〒049・0161、北斗市飯生3の4の1、北斗市商工会「北斗の星に願いを推進委員会」。問い合わせは市商工会(☎0138・73・2408)へ。(山崎大和)










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