• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 動画ニュース
    国の重要文化財・遺愛学院本部が報道公開
  • 求人情報
    マーケティングスタッフ、記者

「ながまれ号」ゆったり旅提供

 北海道新幹線と同時に3月26日開業する第三セクター「道南いさりび鉄道」(函館、小上一郎社長)は5日、新たに導入する観光列車「ながまれ号」の車両デザインを発表した。車体のベース色にブルートレインを連想させる濃紺を採用、シルバーで函館山のシルエットを配し、内装に道南スギを使うなど〝地産地消〟的考えを取り込んだ。年12回運行し、日本旅行(東京)が商品として3月中旬に売り出す。
 JR北海道から譲り受けるディーゼル車「キハ40形」9両のうち2両を改造し、観光にも利用できる車両を整備する。道が3500万円を補助し改造工事に着手、開業日の出発式で車両として使う。通常は一般列車として運行する。
 「ながまれ」とは、道南の方言「ゆっくりして」「のんびりして」の意味。デザインは高田傑建築都市研究室(函館)を主宰する高田傑さん(42)を中心に考案。日没後の函館山のシルエットに津軽海峡のきらめく漁火、道南のまちの明かり、空にスターダストをまとい「のんびりとした旅へ案内したい」(同社)。
 月2回、5月下旬から10月まで運行予定。函館を夕方に出発、木古内で1時間程度下車し、函館に午後8時ごろ到着する。車窓から津軽海峡の漁火が楽しめるほか、函館の夜景鑑賞に出掛けられるよう配慮した。料金は未定。
 日本旅行は鉄道をテーマにした商品に実績があり、今回は「道南いさりび食堂ながまれ号」(仮称)と名付け、地元食材を使った弁当の提供を検討している。
 同日、渡島総合振興局であった道南地域(五稜郭・木古内間)第三セクター鉄道開業準備協議会の席上、小上社長がデザインを公表。「見事に出来上がった車両を最大限に活用していくのが会社の使命」と強調した。大森伊佐緒木古内町長は「北海道らしさが出て、いいと思う。一つの旅の方法として提案したい」と話していた。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 素敵なパートナー見つけて 30日に「道南200人DE合コン」
      2. 刻んだ歴史、次代に継承へ 遺愛学院本館が報道公開
      3. ナマコ密漁、主犯格に有罪判決 函館地裁
      4. ポリテクセンター函館、職業訓練の受講生募集
      5. 函館市、関連団体のキャッシュカード紛失 準公金34万円引き出される被害
      6. コート盗んだ疑いで男女2人を逮捕
      7. 七飯町人事(4月1日)
      8. 青函電気が破産手続き開始決定
      9. 市立函館病院に「夜間こども急患室」 小児科の救急体制変更 センターから移管
      10. 函館焼肉宏楽園/老舗焼肉店が新築移転

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      3月29日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト