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22年スルメイカ548トン 単価966円過去最高

 今季の道南スルメイカ漁が1月末で終了し、函館市水産物地方卸売市場での生鮮スルメイカ取扱量(昨年6月~今年1月末)は、前年比57トン増の548トンとなり、21年(491トン)、20年(436トン)を上回り、近年の中では健闘した。1キロ平均単価は966円と、統計の残る05年以降で過去最高となり、新型コロナウイルス禍からの回復が顕著になった。
 同部によると、1月の取扱量は4トンで、出漁日数は前年より4日多い5日。中旬に水揚げがあった。
 漁期トータルの取扱量は548トンで、単価は過去最高の966円、取扱金額は5億2926万円。
 同部は「コロナ感染が続く中、観光客が戻ったことが大きい。政府の観光支援策『全国旅行支援』の後押しもあり、多くの観光客が函館を訪れ、飲食店やホテルでの引き合いが強まり、単価上昇に結び付いた」という。数量は「少ない中でまずまずの状況。ただ、回遊魚だけに一気に回復するのは難しいだろう」とみる。
 今季を通年でみると、単月の水揚げが最も多かったのは9月の128トン。前年の数量を上回ったのは6月(47トン)、9月(128トン)、11月(92トン)、12月(7トン)、1月(4トン)で、堅調な動きをみせた。
 道総研函館水試の三原栄次主任主査は「スルメイカ全体の資源量が低迷し、北海道への来遊状況は芳しくなかったが、函館周辺海域への来遊状況は近年の中では悪くなかった。北海道の他海域に比べ、函館周辺ではスルメイカの漁場形成に適した海洋環境にあった可能性が考えられる」と指摘。来季について「近年は、冬生まれ群の資源量低迷、秋生まれ群の来遊経路の変化に伴う北海道への来遊量の減少が続いており、顕著な漁獲回復は厳しい」と見通す。(山崎大和)










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