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発行額以上の消費誘発 函館市プレミアム付商品券など利用状況

 函館市は、昨年発行したプレミアム付商品券と子育てサポート商品券の利用状況をまとめた。額面総額12億円分を発行したプレミアム券は11億9717万円が利用され、アンケートから推計した最終消費額は14億6508万円で、市は発行額以上の消費が誘発されたと分析している。
 国の交付金を活用した経済対策事業。プレミアム券は1000円券12枚1組を1万円で販売し、総額12億円分(10万組)が即日完売した。子育て券は中学生以下の児童約2万8000人に1人当たり1万円分を配布。2種で約14億8000万円分を発行した。昨年7~10月に市内約1700の店舗などで利用できた。
 市のまとめでは、プレミアム券は11億9717万円、子育て券は2億7824万円分の計14億7541万円分の利用があり、換金率は99・8%だった。業種別(9分類)では、「スーパーマーケット」が5億4717万円(構成比37・1%)が最多。「百貨店等」が2億2114万円(15%)、「家具・家電量販店・ホームセンター」が2億1504万円(14・6%)と続いた。
 「衣料品店・時計宝飾店・書籍文具店」の分類を券種別にみると、プレミアム券の構成比は3・9%だったのに対し、子育て券は11・5%と割合が高く、事業目的に合致した利用があったことがうかがえる。
 また、プレミアム券利用者323件に実施したアンケートでは、総額3239万円のうち、1970万円が普段の買い物分、1268万円分が商品券が動機となった購入分で、さらに商品券と合わせて使用した現金は724万円だった。この結果から、消費喚起効果の最終消費額は14億6508万円、日常の消費以外に生み出した消費額は7億3677万円と推計した。
 取扱店からは、商店街店舗から「スーパーや量販店に流れると思ったが予想以上に利用があった」「現金代わりに利用されており、売り上げ増につながったとは言えない」などの意見があった。市経済部商業振興課は「新規の消費誘発があり、商品券発行の目的である消費喚起を一定程度図ることができた」としている。(今井正一)










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