【七飯】大沼公園広場の釣り堀「太公園」(大沼漁協管理運営)が大沼湖上で営業する氷上ワカサギ釣りは今冬、インバウンド(訪日外国人客)が多く訪れ、コロナ禍前同様のにぎわいをみせている。4日は台湾から約30人の団体客らが道南の冬の風物詩を満喫していた。
釣り場担当の川村幸治さん(55)によると、2019年1~3月は団体バスで来場するインバウンドが多い時で一日約15台、約400人あったが、20年は半減、21~22年はほぼ無かった。今年に入り一日にバスで5台程度の団体利用があるという。「台湾から新千歳空港へ入国した団体がバスで道南に入り、食事とその前後にワカサギ釣りなどのアクティビティを楽しんでいる」と川村さん。
今後も台湾などからの予約が続くという。道南や国内からの予約もあり、川村さんは「元のように活気付いてくれれば」と話していた。(山崎純一)