はこだてグリーンプラザ(松風町)で12月1日から実施するイルミネーションイベント「HAKODATE LUMI-POP(はこだてルミポップ)」の試験点灯が29日行われた。あいにくの雨模様だったが、色とりどりの照明が周辺を照らすと会場は華やかな雰囲気に包まれた。
冬場のまちを活気づけようと、函館市が昨年度から実施。昨年に続き貝をモチーフにした大型のオブジェを中心部に配置。サンゴを思わせる円形のオブジェが周辺を取り囲み、海底のような風景を再現した。電車通りに面した入口部分にある街路樹にも装飾が施され、通りを歩く観光客や市民を会場に誘う。6万6000個のLEDは音楽と連動して点滅し、クリスマスやバレンタインなど時期に合わせたBGMが流れるという。
市経済部商業振興課は「今年は記念撮影用のオブジェも新設したほか、青森県弘前市との連携イベントである雪ミクとのコラボコンテンツも用意しているので、繰り返し足を運んでもらいたい」と呼び掛けている。
イルミネーションは12月1日から来年2月28日まで、毎日日没から午後10時まで点灯する。(小川俊之)