【ソウル時事】防衛省によると、北朝鮮は18日午前10時14分(日本時間同)ごろ、西岸付近から大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイル1発を日本海に発射した。同省はミサイルについて、午前11時20分ごろ、松前町の渡島大島の西方約210キロの海域に落下する見込みだと発表。岸田文雄首相は同11時半前、日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾したものと思われると述べた。
韓国軍も、発射されたのはICBMだと推定している。北朝鮮の弾道ミサイル発射は2日連続。
岸田首相は、情報収集と分析に全力を挙げるとともに航空機や船舶の安全確認を徹底し、不測の事態に備えて万全の態勢を取るよう指示した。
北朝鮮は17日にも短距離弾道ミサイル1発を日本海に発射した。北朝鮮の崔善姫外相は17日の談話で、13日に開催された日米韓首脳会談に反発を示し、3カ国の安全保障協力の強化を非難した。(時事)