市立函館保健所は22日、函館市内で新たに38人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内介護保険事業所で6人(16~21日)のクラスター(感染者集団)も発生。感染者数の累計は1万6183人となった。
道によると、函館を除く渡島管内で17人、桧山管内で1人の感染が確認され、道南全体では56人。八雲町のグループホームで6人のクラスターが発生した。
同保健所によると、市内の感染者は10歳未満、40代が各6人、10代、30代が各8人、20代、60代が各2人、50代、70代が各3人。男性15人、女性23人。
無症状9人、軽症29人で、入院中2人以外は全員が入院などで調整中。うち25人に既往患者との接触歴があった。渡島は14人、桧山は1人に接触歴があった。
既存クラスターでは桧山管内の社会福祉施設で新たに1人が感染し、計72人となった。