市立函館保健所は15日、函館市内で新たに102人が新たに新型コロナウイルスに感染し、年代性別非公表の2人が死亡、5カ所でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。市内の感染者が100人を超えたのは3月2日発表分以来。感染者数の累計は8137人となった。
また、道は函館以外の渡島管内で21人、桧山管内で2人の感染を確認。道南全体では125人となった。
同保健所によると、函館市内の新規感染者のうち1人は道内在住。10代未満33人、10代12人、20代16人、30代15人、40代11人、50代4人、60代、70代各5人、80代ゼロ、90歳以上1人と若年層の感染が目立っている。男女比は男性36人、女性66人。
無症状13人、軽症89人で、2人が入院した以外は調整中。うち52人に既往患者との接触歴があった。
クラスターは市内幼稚園で16人(11~14日)、保育所で11人(9~14日)、高校で7人(11~13日)、事業所で6人(12~14日)、幼稚園で11人(12~14日)が確認された。