15日夜から16日にかけて低気圧が発達しながら北海道付近に近づく影響で、鉄道とフェリーに運休、欠航が相次いでいる。今後の気象状況により影響が拡大する可能性があり、各事業者は最新の運行情報の確認を呼び掛けている。
JR北海道は15日、特急北斗22号を全区間運休、普通列車も函館―長万部間の10本を全線または部分運休した。
16日も降雪による輸送障害が見込まれるとして、函館―札幌間の特急北斗1~12号を全区間で運休する。普通列車は新函館北斗―森間で同2時ごろまで、森―長万部間を同2時半ごろまで、それぞれ上下線で始発から運転を見合わせる。それに伴い、函館―長万部間で28本の運休を決めている(15日午後5時現在)。
道南いさりび鉄道は、15日同7時木古内発函館行きの1本を木古内―上磯間で部分運休、同時刻以降に函館―木古内間の上下線を運行する7本を全区間で運行を取りやめた。16日も始発から午後1時ごろまで函館―木古内間の上下線16本の運休を決めている。
津軽海峡フェリーは15日、海上荒天で函館―大間間の2往復4便を欠航した。