函館地方気象台によると、北海道付近が気圧の谷の中にあり、大気の状態が非常に不安定となっている影響で、渡島・桧山地方では2日夕方まで雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が降る見込み。3日明け方にかけて大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分な注意を呼び掛けている。
また、竜巻などの激しい突風、落雷やひょうにも注意を呼び掛けている。
渡島・桧山地方で2日正午から3日正午までの24
時間に予想される雨量は80ミリ、この間の1時間最大は30ミリ。
1日午後6時から2日正午までの間に観測された降水量は、福島町千軒142・0ミリ、知内115・5ミリ、函館市川汲78・5ミリ、木古内53・5ミリ、函館空港49・5ミリ。この間の1時間雨量の最大は、知内66・0ミリ、福島町千軒 57・0ミリでともに11月として最大となった。
同気象台では最新の防災気象情報や、竜巻注意情報に留意を呼び掛けている。