4日午前11時20分ごろ、函館港北副防波堤上空で、第一管区海上保安本部函館航空基地所属のヘリコプター「シコルスキー式S76D型」の右側客室ドアにある非常脱出口の操作ハンドルに取り付けられていたカバー1個が脱落していることが分かった。同基地は部品が落下した可能性があるとして函館市や消防、警察など7機関に連絡したが、同日午後3時半現在、被害の報告はない。
同基地によると、落下したカバーは透明プラスチック製で、縦90ミリ、横247ミリ、重さ約56グラム。同機は吊り上げ救助訓練のため、午前10時32分に函館空港を離陸し、立待岬を経由して同10時40分に函館港北防波堤上空に到着。訓練開始時点ではカバーが脱落していないことが確認されていた。