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道内の鉄道 歴史紹介 パネル32枚 北海道鉄道観光資源研究会

 道内の鉄道愛好家らでつくる任意団体「北海道鉄道観光資源研究会」(札幌、永山茂代表)は、函館市豊川町の金森赤レンガ倉庫BAYはこだてで、パネル展「北海道の鉄道 過去、現在、未来」を開いている。初の函館での出張展示で、パネル32枚が並ぶ。奥深い魅力のある過去の鉄道の遺構や痕跡などが楽しめる。10月末まで。観覧無料。
 研究会は2014年に設立し、現在会員は90人。2017年、18年と2年続けて道庁赤れんが庁舎で「展示博覧会」を開催したが、今回はミニ版としてパネル32枚のほか、道鉄道観光資源地図や、廃線分も含め150年間の道内の鉄路を網羅した道鉄路地図も掲示している。また、事務局次長の丸山裕司さん(50)が撮影した四季折々の鉄道のある風景写真4枚も目を引く。
 「私たちが考える北海道の夢の観光列車」と題したパネルでは、①最低でも4両②Wi―Fi(ワイファイ)③スーツケースの収容スペース―が必要と提言。釧網本線世界遺産登録推進会議と連携し、JR北海道・釧網本線(網走~東釧路、166・2キロ)の世界遺産登録実現を後押しするパネルも。
 青函トンネル関連では、工事から北海道新幹線開通までを4枚のパネルで振り返っている。道南いさりび鉄道のパネルは、第三セクターとして2016年3月に道新幹線と同時に開業した同社が、地域に愛される存在を目指していることや、住民と一緒に沿線の魅力発信に努めるとの決意が書かれている。
 同倉庫の金森ホールなどで18~20日に開催される「カネモリトレインフェスティバルミニ」に合わせ、グッズ販売コーナーで冊子「北海道鉄道観光資源地図」(1冊300円)を26日まで販売する。27日以降は同倉庫インフォメーションで購入できる。
 14日には丸山さん、長野博樹事務局長(50)、春井満広道南支部長(51)が設営作業を行い、丸山さんは「道新幹線の札幌延伸に伴い並行在来線の存廃議論が進んでいるが、鉄道の役割を検証し、文化として鉄道の位置づけを高めたい」としている。
 問い合わせは、春井さん(090・8705・5760)へ。(山崎大和)










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