大雨による土砂災害の恐れがあるとして、函館市は9日、市内東部地域の一部に警戒レベル4の「避難指示」、10日に警戒レベル3の「高齢者避難」を発令した。10日正午現在、椴法華総合センターに4人、南茅部総合センターに6人、戸井生涯学習センターに5人が避難している。
また市教委は、土砂災害による道路アクセスが分断される恐れがあるため、史跡垣ノ島遺跡、史跡大船遺跡、縄文文化交流センターを臨時休館した。道の駅「縄文ロマン南かやべ」内のトイレ、道路情報スペース、公衆電話は使用可能だが、施設内の売店は臨時閉店した。
「避難指示」が発令されているのは弁才町、泊町、館町、浜町、新二見町、原木町、日浦町、豊浦町、大澗町、中浜町、女那川町、日ノ浜町、古武井町、柏野町、恵山町、御崎町、高岱町、川上町の土砂災害警戒区域。
「高齢者避難」が発令されているのは元村町、富浦町、島泊町、新八幡町、新浜町、銚子町、恵山岬町、絵紙山町、新恵山町、古部町、木直町、尾札部町、川汲町、安浦町、臼尻町、豊崎町、大船町、双見町、岩戸町の土砂災害警戒区域。