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垣ノ島遺跡を一般公開 世界遺産登録祝うセレモニーも

 世界文化遺産への登録が決定した「北海道・北東北の縄文遺跡群」の函館市内にある構成資産の史跡垣ノ島遺跡の一般公開が28日、始まった。公開に先立ち、27日に正式決定した同遺跡群の登録と、垣ノ島のオープンを祝うセレモニーが開かれ、函館市の工藤寿樹市長や小玉俊宏道副知事、逢坂誠二衆院議員ら約60人が出席し、喜びを分かち合った。(海老田暁)
 遺跡のエントランス広場で開かれた式典では、工藤市長が「(登録までは)苦難の道のりだったが、自然と共生し平和に暮らしていた『縄文』の普遍的価値が世界に認められ、喜びもひとしお」とあいさつ。鈴木直道知事のメッセージを小玉副知事が代読し、道南縄文文化推進協議会の境勝則会長は「縄文文化を現在に伝えるタイムカプセルといえる同遺跡を保全し、未来の子どもたちに命のバトンをつながなくてはならない」と祝辞を述べた。
 続いて来賓9人がくす玉を割り、花火が打ち上げられ祝賀ムードに包まれた。この日一般公開には約500人が来場。1日3回行われる定時解説で盛り土遺構や出土品の発掘体験の実演を見学した。一番乗りの同市昭和3の会社員、山田辰也さん(45)は「(世界遺産登録を機に)多くの観光客が函館を訪れてくれるようになることを願う」と期待。妻と訪れた苫小牧市の会社員、中村友輝さん(28)は「縄文の生活の痕跡が今でも分かりやすく残っていて感動的だった」と話していた。
 市は来場者増に対応するため、遺跡入口ゲートのある市縄文文化交流センター前のほか、駐車場を2カ所設置。当面の間、同センターと駐車場を結ぶシャトルバスを約10~15分間隔で運行している。










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