七飯町のNPO法人「のこたべ」(平島美紀江代表)は、キラリス函館地階(函館市若松町)のチャレンジショップコーナーで「のこたべやたい」として期間限定で出店している。函館・近郊の地元食材を使ったメニュー中心に提供し、今月末まで営業する。
キラリスのチャレンジショップは、新規出店のきっかけづくりにつなげてもらおうと出店団体を募集しているスペース。のこたべでは、生産者をより身近に感じられる食づくりを目指し、地元でとれた食材の加工、販売までを手掛ける6次産業化を推進。小学生など子どもたちを対象とした農業体験プログラムも展開している。
6月21日から営業している、のこたべやたいでは低農薬や有機栽培の地元野菜、魚介類などを使ったメニューを日替わりで提供。発酵食品など健康食をベースに、幅広い年代が食べやすい総菜や丼ぶり、コーヒーなどのドリンクも販売する。
営業時間は平日の午前10時~午後4時。営業時間外にもさまざまなイベントを企画中で、平島代表は「子どもたちなど、食を次世代につなげる場になれば」とPRしている。(飯尾遼太)