65歳以上の高齢者を対象にした函館市2回目の新型コロナウイルスワクチンの集団接種の予約受け付けが24日に行われた。インターネット枠の400人分は開始2分で埋まり、電話枠の1000人分は4時間ほどでいっぱいになったという。
函館市の集団接種は29日から始まり、土、日曜を中心に実施。会場は市総合保健センター(五稜郭町23)と、旧五稜郭支援学校跡の五稜郭ワクチンセンター(同町39)の2カ所で行われる。10日の初回予約では、インターネット枠が3分、電話受け付けもわずか3時間足らずで埋まった。
今回の予約分は市総合保健センターで計800人分、五稜郭ワクチンセンターも600人分を用意した。市が設置した接種予約ダイヤルでは専用回線を当初から2本増やした12本で、午前9時から受け付けを開始。すぐに回線が埋まり、インターネットは開始2分ほどで400人分は満員に達した。電話のみの1000人も4時間ほどで埋まったという。
市によると、6月末までに希望する高齢者のほぼ全員分のワクチン供給がされる見通しで、市立函館保健所地域保健課は「全員が打てるようになるので、慌てず予約を進めてほしい」と呼び掛けている。
次回の予約受け付けは6月7日午前9時からを予定し、その数日前には該当するスケジュールを更新する。接種予約専用ダイヤルは0138・83・6001(平日午前9時~午後5時)。問い合わせや相談は接種コールセンター(0120・556・202、平日午前9時~午後7時、土曜日午前9時~午後5時)へ。(小杉貴洋)