函館で年に1度のプロ野球公式戦、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズが26日、函館市のオーシャンスタジアムで開かれた。昨年は雨天中止となったため2年ぶりの開催となり、待ちわびたファンが延長戦までもつれ込んだ熱戦に声援を送ったが、ファイターズは1-2で敗れた。来場者は1万737人(主催者発表)だった。
この試合は「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2016」の最終戦で、ファイターズは北海道新幹線カラーのユニフォームや「北斗市」と書かれた帽子を着用。一回に田中賢介選手のタイムリーで幸先良く先制。先発したルーキーの加藤貴之投手が六回途中まで無失点で抑えたが、七回にエラーが絡む失点で同点とされ、延長十一回にマリーンズに勝ち越しを許した。
ファイターズの選手は試合後、27日から仙台で行われる東北楽天ゴールデンイーグルス戦に向け、北海道新幹線で移動した。(山崎純一)