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渡邉熊四郎の紙芝居、故郷の大分・竹田市へ

 市立函館博物館郷土資料館(末広町、旧金森洋物店)の指定管理者、水引アート工房清雅舎は、昨年製作したオリジナルの紙芝居「初代わたなべ熊四郎物語」を渡邉熊四郎(初代、1840~1907年)生誕の地、大分県竹田市に寄贈した。1月31日に同市と同館をオンライン中継で結んだ贈呈式が行われ、同市の首藤勝次市長は函館との交流促進を期待した。(今井正一)
 紙芝居は、昨年、熊四郎の生誕180周年と洋物店開店140周年を記念して製作。九州・豊後国に生まれ、商いを学んだ熊四郎少年は縁あって箱館に渡り、箱館戦争後の新たな時代を乗り切る決意をする場面までを描いた立志伝。
 清雅舎代表で郷土資料館の今泉香織館長は「熊四郎の功績を伝えたいと紙芝居をつくり、竹田市を調べるうちにその故郷を知りたいと思った」と、昨年11月に同市を訪問。紙芝居の寄贈の話がまとまった。
 贈呈式は同資料館と竹田市立図書館でそれぞれ開催。函館側では、熊四郎から数えて4代目となる金森商船の渡邉兼一会長をはじめ、製作に関わったイラストレーターの奥村茂樹さんや函館絵本の会「銀のふね」の柄澤昌子さんら関係者が出席した。
 首藤市長は「生誕180年を記念してつくられた紙芝居がふるさとに贈られたことは歴史的に意義のあること。歴史を学び、今に生かすことを考えたい」と相互交流のきっかけとなることを期待し、図書館での読み聞かせ活動などで、郷土の先人として紹介することを約束した。また、渡邉会長も熊四郎生誕地の訪問を希望し、同市関係者の来函を歓迎すると約束し、「竹田市と何らかの形でつながっていければ」と話した。
 紙芝居は現在は土、日曜日の開館時に入館者の希望があれば、スタッフが公開している。贈呈式直後にも来館した小学生たちが興味深そうに熊四郎の物語に耳を傾けていた。










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