市立函館保健所は１７日、函館市内で新たに１２人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち市日乃出町の救護施設で確認されたクラスター（感染者集団）関連では１人、感染経路不明は４人。感染者の累計は３１４人となった。
同保健所によると、新たに感染が判明したのは年代非公表の女性１人、２０～６０代の男性８人、２０、４０、５０代の女性３人。いずれも１６日までの市衛生試験所や市内医療機関、道内保健所でのＰＣＲ検査で陽性が確認された。無症状の２０代女性を除いた１１人は、いずれも軽症で会話可能。
市外の滞在歴がある４０代男性１人を除き、海外渡航歴や流行地への旅行歴はない。道内医療機関に入院、もしくは管内宿泊療養施設への入所を調整中。あわせて濃厚接触を調査している。
一方、道検査分で渡島管内８人の新規感染が確認された。２０～１００歳代の４人と年代非公表の４人。性別は男性１人、女性３人、性別非公表４人。居住地を明らかにしているのは北斗市の２人で、残る６人は居住地非公表。いずれも軽症か無症状。
北斗市内のクラスター関連では、２施設合わせて職員２人、利用者２人が新たに陽性と分かり、計３８人となった。
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