女性奉仕団体の国際ソロプチミスト函館(三上謡子会長)は16日、函館国際ホテルで5クラブ合同交流会を開いた。会員ら約60人が出席し、1年の活動を振り返りつつ親睦を深めた。
三上会長は新型コロナウイルス感染が拡大している現状に触れ、「前回の交流会では思いもしなかった1年になった。活動が制限され、つらい時期を過ごしていると思うが、コロナはいずれ終わる。腐らず、強い自分を持ち、来年こそはマスクを外して笑い合える交流会にしたい」とあいさつした。
今回は感染症対策もあり、例年実施している講演を取りやめた。同団体が活動を支援する函館大谷短大の光る影絵サークル、道教育大函館校モダンダンスクラブ、函館白百合学園中学高校福祉局、遺愛女子中学ハンドベルクワイアの4団体の学生、生徒がそれぞれの活動を報告。遺愛生は「イッツ・ア・スモール・ワールド」などを演奏し、澄んだ音色で会場を魅了した。(小杉貴洋)