• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 3/22
    函新ウイークリーレビュー
  • 動画ニュース
    国の重要文化財・遺愛学院本部が報道公開
  • 求人情報
    マーケティングスタッフ、記者

函館市内で感染ペース加速 医療や療養ホテル、ひっ迫状況迫る

 函館市内の新型コロナウイルス感染拡大のペースが1月に入って加速している。昨年11月の71人、12月の89人を大きく超え、2週間ほどで100人を突破した。市立函館保健所は年末年始の帰省や往来に起因する感染が増えているとし、「ひっ迫に近い状況にある」と警戒感を示した。現時点では医療や宿泊療養施設では差し迫った状況にはないというが、「この状態が続けば…」と関係者は危機感を募らせている。
 市内では1月に入ってから感染者が急増し、14日検査分を含め、計103人と感染拡大の勢いが増している。加えて、函館市と北斗市内の福祉施設で14、15日の2日間で3件のクラスター(感染者集団)も発生。市病院局の桐澤睦巳管理部長は「病院だけでなく、宿泊療養施設も13~14日の2日間でコロナの状況が急変した」と危機感を示した上で「今後も増加が続くことを見据え、治療に当たる職員の増員も視野に入れて対応したい」と話す。
 市立函館病院では、新型コロナウイルス患者の受け入れ病床を47床確保。15日午後3時時点で、重症患者向けは6床のうち4床、中等症IとIIは各1床、軽症は6床の計12床が埋まり、使用率は25・5%となっている。国の新型コロナ対策分科会が示す「ステージ3」の指標(確保病床使用率25%以上)を超えており、桐澤部長は「この水準が続けば、職員の疲弊感や緊張はさらに高まる」と不安を口にした。
 無症状や軽症者が療養する宿泊施設として昨年11月に運用が始まった「東横イン函館駅前大門」(松風町)は14日現在46人(定員110人)と、収容率は約40%といい、前日比では11人増加した。道は「現段階ではひっ迫状況にはないが、この状況が続けば2棟目のホテル開設も検討が始まる」としている。(小杉貴洋、長内宏人)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 素敵なパートナー見つけて 30日に「道南200人DE合コン」
      2. 刻んだ歴史、次代に継承へ 遺愛学院本館が報道公開
      3. ナマコ密漁、主犯格に有罪判決 函館地裁
      4. 函館市、関連団体のキャッシュカード紛失 準公金34万円引き出される被害
      5. コート盗んだ疑いで男女2人を逮捕
      6. ポリテクセンター函館、職業訓練の受講生募集
      7. 七飯町人事(4月1日)
      8. 市立函館病院に「夜間こども急患室」 小児科の救急体制変更 センターから移管
      9. 函館焼肉宏楽園/老舗焼肉店が新築移転
      10. 北斗市人事(4月1日)

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      3月29日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト